社会人MBA-技術者編

October 29, 2006

様々な経営者

ビジネススクールでは様々な企業をケースとして扱う。当然企業には経営者が存在し、その色を出している場合もあれば、色が薄い場合もある。業種が異なれば、マネージの仕方も異なるし、従業員の雇い方もことなってくる。規模が異なれば、また、次第に規模が大きくなるに連れて、組織の形態も変更していくが、その仕方も様々である。

では、稼ぐ経営者はどういう経営者か?

あるマーケット(それが既存であろうがなかろうが)を釣堀として考える。

普通の経営者は与えられた時間内に、数多くの魚を釣ろうとする。餌を変えたり、釣るポイントを変えたり、はたまた、魚が集まる時間帯、場所を測定したり、様々に工夫する。釣るということに効率を高める努力をする。着実に少しづつではあるが、成果に結びつく。この場合、リスクは少ないといえる。分析の結果、魚事態の数が少ないのでは?と判断したら別の釣堀へ移動できるからである。

少しリスクを背負った経営者は、効率を高めるなどの時間を無駄と考え、その釣堀ごと購入してしまう。結局はその釣堀の魚をすべて手に入れることができる。リスクを背負う分、リターンも期待できる。

金融工学や知的資産を評価する際に用いられるアプローチのひとつである、リアルオプション(この場合コールオプションとすると)では、ボラティリティが高いと資産価値が高くなる、と説明されている。

そして、稼ぐ経営者は、釣堀を作るのである。何匹の魚を入れるかは自由である。
そのかわり、利用者がいない、という最も高いリスクを背負うことになるが・・・。

・・・いずれにせよ、経営者は稼がなくてはならない使命にある、あなたが天使であっても・・・。(ドラッカー)

photo (c) Mori


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