社会人MBA-技術者編

November 19, 2006

開発設計

MBAで種々のことを学習すると、私のような幼稚な考えでも、もしかしたらどこかの組織で役立つことができるのではなかと錯覚する。仮に私にそのような力があっても私にはできないであろう。開発職についている周りの者もそうだが、(私も含め)彼らには「生涯テーマ」が決まっている、というより決めている。そのテーマを進めることを大前提としている。

研究開発は一見、華やかに見えるが、ほとんどが陽の当たらない作業である。たとえば、医薬では何万分の一の成功確率であるし、工業的な研究でも、ほとんどは失敗である。失敗というよりは、「この現象は何々で説明されない」の知見累積である。ある意味、万馬券であるのだから、現象に説明づけをできる方法を見つけると、それが、一年に一度あるかないかにせよ多大な満足感に浸ることができる。さらに、それを具体的な製品に反映していくこと行為は、種々の課題があるにせよ、モノづくり中毒と言ってよい。

開発行為が博打であるから現場に携わるものは博打打である。

仮に私の幼稚な考えで、ある組織を潤したとしても、私はその組織の構成員ほどは喜ぶことはできないだろう。

・・・今以上の収入を得ることは簡単であるが、それは、今以上にやりたいことではない。


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