社会人MBA-技術者編

April 16, 2008

super boomの寿命が測定されている。

金融危機を経験している日本であるが、現在の米国は金利を大幅に下げ、一応は一服しているように見える。過去の日本との大きな違いは、円貨に対して、基軸通貨の米ドルであるということである。

下のグラフを見ると、株価と円貨(対ドル)では、プラザ合意以後(と90年代中頃から約10年間)、株高(安)円高(安)であるが、バブルピークまでは、株高円安に働き(株価に連動する)、ピーク後から株価下落の調整まで(図の丸印)、株安円安、そして、円高に進んでいったことがわかる。

金融危機は低金利と潤沢な資金供給が必要で、資金供給が途切れれば、回復基調は損なわれてしまう。

日経平均、ドル円推移(1982.1~2008.4:データはMSNマネー参照)

2005年ごろから再び株高円安の傾向で、近年、米国と強い相関関係にある日本の株価を考えると、米国の株高ドル高(対円)ではあるが、ユーロに対しては、かなり前から、ドル安の傾向が続いている。

米国の通貨は基軸通貨であり、日本のバブル崩壊に比べ、資金供給先が豊富であるため、日本の過去のヒストリカルなデータに対して、幾分かストレッチされる。

そうは言っても、急激なドル安は注意すべきで、3月の状況はそうであったともいえる。
従って、投資家は、米国株価の動きに対して、さらに、明確なシグナルが欲しくなるのである。

・・・状況は変わりつつあるが、米国の株価は今回のsuper boom*の寿命を測られている。


注)super boom:基軸通貨"ドル"の信用拡大を表現したもの。それが収縮するという警鐘は以下参照。
http://www.ft.com/cms/s/0/1a7af090-c956-11dc-9807-000077b07658.html

*この記事は投資や投資に関する勧誘を意図するものではありません。
*投資の決定はご自身の判断と責任でなされますようお願いいたします。

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