社会人MBA-技術者編

June 27, 2008

景気と投資

現在の米国は、住宅には暗雲、失業率は増加し、債券の金利は低下していく(=債券価格の上昇)、イールドカーブ(Wikipedia)は順傾斜…景気が下降していく典型的なパターンである。このようなときの金融緩和は資金をリスク資産へと向かわせる。例えば、商品市場、高金利通貨などである。そして、商品市場の下落は、本格的な景気局面の転換点であることが多い。

投資の観点から見ると、株式には株式の、債券には債券の、為替には為替のロジックがある。為替は博打とも考えられるが、短期的には行動ファイナンス的な影響、中長期的には、ファンダメンタル的な影響を考えることができる知的刺激の強い分野である。

長期的には、米ドルは下落するが、本格的な下落が確認できるまでは、状況次第で上昇したりもする。ドル安の受け皿である円では、円高を利用して、今後少しずつタイミングをみて対外投資を行なうことが望ましいのかも知れない。

経営者は再び訪れる円高に備えなければ、もう、為替の影響で…サブプライムの問題で…という減益の際の言い訳は市場は聞く耳を持ってはくれない。

ただ、投資行動において、予測することと収益を上げることは別物で、収益を上げるには訓練が必要となる。

やはり、利益は待ちきれないし、なかなか損を切れない(プロスペクト理論的な行動(Wikipedia))。情報過多になると意思決定できないし、マクロ経済を学んだにしても、経済は静的でないし、行動ファイナンスを学ぼうにも、セオリーどおりの動きをすることもある。

かといって、マクロ環境を理解しなければ、ビジネスでは相手にされないし、投資行動をしなければ、その分野に興味はわかないものである。

・・・資本を投下し、それに見合うリターンを得ることは底流でビジネスと符合することである。

下のサイトは、為替を含む種々の環境を考えられるサイトです。シリーズは終了していますが、読み応えがあります。

  • 田中 泰輔「FX Clairvoyance(為替透視鏡)楽天証券より


  • *この記事は投資や投資に関する勧誘を意図するものではありません。
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