社会人MBA-技術者編

May 1, 2010

ミクロ経済学―備忘録22

*サイト運営者の備忘録で、『マンキュー経済学〈1〉ミクロ編』のキーワードを各章ごとにまとめたものです。

*用語の検索は“ミクロ編キーワード全章表示”にて、“Ctrl+F” での検索窓から可能です。


第22章 ミクロ経済学のフロンティア(最終章です)


  • 情報の非対称性(information asymmetry)―ある事柄に関連する知識をどれだけ入手しているかに差があるとき、それを情報の非対称性という。
  • モラルハザード(moral hazard)―完全に監視されていない個人が正直でなかったり、他の望ましくない行動に走る傾向のこと。雇用主は、モラルハザードの問題に次のように対処することができる。
    ○監視の改善(better monitoring)
    ○高賃金(high wages)
    ○後払い(delayed payment)
  • エージェント(agent)―プリンシパル(依頼人)と呼ばれる他人の為に行動する人物。
  • プリンシパル(principal)―エージェント(代理人)と呼ばれる人物がその人のために行動する対象の人物。
  • 逆選択(adverse selection) ―観察できない属性の組み合わせにより、情報の無い集団(人)の観点からは望ましくない状態になる傾向。
  • シグナリング(signaling)―シグナリングとは、情報をもっている集団(人)が、情報の無い集団(人)に対して私的情報を明らかにするためにとる行動。
  • スクリーニング(screening)―スクリーニングがおきるのは、情報のない集団(人)が、情報のある集団に対して情報を明らかにさせようとするときである。
  • コンドルセの投票パラドックス(Condorcet paradox)―多数決原則が社会にとって推移的な選好を作り出せないこと。
  • アローの不可能性定理(Arrow’s impossibility theorem)―ある条件のもとで、個人の選好を集約して、正当な一つの社会的な選好を導き出す仕組みは存在しないことを示す数学的な結果のことである。以下の全てを満たす投票システムは存在しない。
    ○一致性(unanimity)
    ○推移性(transitivity)
    ○無関係な選択肢からの独立性(independence of irrelevant alternatives)
    ○独裁者の不在(no dictators)
  • 中位投票者定理(median-voter theorem)―有権者全員で直線上の一点を選び、各有権者はその点が自分の最も望ましい点と最も近くなることを願うとき、過半数原則の多数決制では、中位投票者が最も好む点を全員で選ぶ点として取り上げることになることを示す数学的結果。
  • 利己的な政治家(self-interested politicians)―政治家にも利己心が行動の動機になっている者がいる。政治家には、自分の有権者の支持を確保する為に国益を犠牲にする者もいる。



<学習の助けに>
マンキュー経済学―ミクロ編での講義パワーポイント。
「みごろ、よみごろ、しらべごろ」より。
“「マンキュー経済学 [第二版] ミクロ編 パワーポイント 日本語スライド」”


<参考書籍>

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