Wekaを起動する(決定木分析②-1)。

2007年8月20日

データマイニング

t f B! P L
Weka を起動し決定木分析を実行することを前回掲載した。今回は下の画面に示される結果の意味を掲載する。


今回の掲載分は下の部分である。

お気付きの様に、決定木分析は単なる分類である。

例えば、晴れて湿度が75%以上の時は、ゴルフをplayするのである(図では左のyes(2.0))。また、決定木の一番上が「outlook」からはじまることから、「天気」で分類することが最も分類しやすい、のである(これについては、「Greedy Algorithm」で検索して参考にしてください)。結局、下の図は「このようなデータを、このような方法(アルゴリズム)を用いて分類しました」と述べているに過ぎない。


Weka起動からここまでの操作、及びJ48以外のアルゴリズム、決定木の設定などは、WEKA と樹木モデル にも解説されているので参考にしてください。

(「Wekaを起動する(決定木分析②-1)」了)
--> 次回は結果の解釈のつづきです。

*ブログ中の図はクリックすれば、拡大されます。
*本ブログ記事の下「Labels」の「データマイニング」をクリックすると、データマイニングに関する記事が一括掲載されます。

自己紹介

自分の写真
エンジニアの視点から、品質技法、解析技術、生成AIについて発信しています。 (シックスシグマ・ブラックベルト、MBA)

このブログを検索

最近読み返した過去記事

テクニカルマネジャーの役割 1/2

昔、係長、今、テクニカルマネジャー いやに便利な受け皿となっている役職であるが、この周辺の役職次第で組織は大きく活性化する。何より、課長、部長は日頃のあまりにも繁多な業務の中、そう思っているであろう。 職務を分担したり、肩書きを付けたりすることは、だんだん人間が働かなくなるこ...

ブログ アーカイブ

QooQ