”小さな賢人”は有名人である。その人は時には原子より小さく、特別な能力を持っており、なかなか答えを教えてくれない透明人間みたいなこともある。
さらに、小さな賢人の持つ”それ”の威力は凄まじい。賢者の石に匹敵する。
とは、よくある思考法であるが、研究開発の際によく使用する。
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ある現象を解明しなければならないのだが:
A+B→C+???
???はなぜ発生したのか、メカニズムがわからない。わからないので、議論の時はその機能を”それ”や”あれ”で表現し、「”それ”の為に○○が起こり・・・」などで使っている。
”あれ”、”それ”ではなく、小さな賢人も利用する。
「ここの電子をここに運んで・・・」
「一旦、エネルギーを蓄積して・・・」
このように、未解明のものに代名詞を用いれば、意外にわかったような気になり(?)、議論や実験が建設的に進みやすい。例えば:
「”それ”は△△に弱そう(機能ダウン?)」
「”それ(や賢人)”が使いそうな単位は?」
要は、未解明の現象を誰かや何かが起こしているように考えるのだが、小さな賢人の働きや、それが見つからないことも多い。
・・・そう、うまくいかないときは:
「小さな賢人を創ってくれ~」
「いやいやそれノーベル賞だから・・・」
とむなしい会話が続きます。。。
photo by Maco
(写真のHPはこちら)
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