MOTサイトを運営していてわかること―検索ランキング―

2009年6月3日

t f B! P L
このブログは、主に経営や品質に関することを記載してるブログで、MBA在籍当時に備忘録として開始したのが始まりである。

かれこれ、3年近くになる。同様に、MOTに関するホームページも開設し、もう1年になる。で、本日の内容は:

  • 何が検索されているのか
  • ネットでビジネスしている人は大変だ・・・

である。

          *  *  *  *  *

おかげさまで、このブログも多くの方に御覧頂くようになったが、最近では、開設したホームページの方が本ブログよりPV(ページビュー)が多い。そうなったのは、「MOT用語集*」のページに掲載した用語のPV増加によるものである。

*この用語集は、せいぜい50個程度のもので、備忘録として作成したものです。イノベーション、技術価値評価の種類、品質技法では、工程能力分析、FMEAなどの用語を掲載しています。

多くは、検索され、閲覧されているようであるが、50程度の用語の中で、閲覧数の約50%がランキングの1位から3位の用語の閲覧によるものとなっていた。ということで、開設から2009.5月(現在)までの閲覧ランキングです。

1位 工程能力分析
2位 特性要因図
3位 FMEA(故障モード影響度解析)
4位 QFD(品質機能展開)
5位 狩野モデル

まさに、王道!
メーカでは、中堅クラスの品質保証部員、設計部員などは、マスターしている技法や考え方である。ちなみに、シックスシグマではこれらがパッケージされているので、費用はさておき、”教育”の観点からも有用ではある。


次の話。
なぜネットでビジネスを利用する人は大変なのか?

(売り手側の論理として)それは、検索のランキングを高めることを怠れないことやコンテンツにはすぐ飽きられてしまうことに起因することで、おそらくは、その対策に多くの経費を計上している、いやもう止められないことと思う(多分、いたちごっこだ)。


とは言っても、このブログはBlogger、上記のMOT用語集の多くはPage Creator、解析はAnalyticsやウェブマスターツール、とGoogleさまさまな本ブログ運営者は、多くの方がそうであるように、これらを無料で利用している。

さて、本ブログやMOT用語集を少し解析すると、ページ閲覧に関する特徴としては、検索クエリと検索ページでの掲載順位の解析によると、閲覧者は、85%以上の検索クエリにおいて、検索結果の掲載1ページ目で該当閲覧ページをクリックしていた。

『そうそう、検索しても、よっぽどのことがない限り・・・いや、最初の10件の結果でなんとかなっているもんなぁ』

これを回避しようと、AdWordsの類を始めて、ページの最初、スポンサー枠に掲載されるとしても、結局、費用が発生する。

な~んて、こういう分野に全く素人の私が、ホームページを開設できたり、解析(の真似事)をしたりということができる、ということは、プロの間ではとんでもないことになっているのでは・・・と思ったりする。


・・・案外、おもしろいですよね、こういうのって。


photo by Maco

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エンジニアの視点から、品質技法、解析技術、生成AIについて発信しています。 (シックスシグマ・ブラックベルト、MBA)

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