記憶に新しいが、GMは2009/6/1に連邦破産法11条の適用を申請し、事実上経営は破綻した。今回の危機の象徴的な出来事である。
Chapter 11――“チャプターイレブン”と聞きなれたこのフレーズが意味することは、「当該条項に基づき行われる倒産処理手続をさしている(Wikipedia参照)。」
いずれにせよ――目的は、再建である。
すでに、消費者への負のイメージを払拭するために、広告が打ち出されている。これが、なかなかカッコよく創られている。
特に、0:52,3~の台詞(全部で1分程度の映像です):
"Because the only chapter we are focused on is Chapter One."
"Chapter 11"は米国の連日のニュースで連呼されたのでしょうか。
"Chapter One"――とポジティブなイメージでの心憎い切りかえしで、GM再生を連想させています。
さて、1日以後、次々と傘下のブランドを解体しているGMであるが(さすがに長年世界一に君臨していただけあり、すごい顔ぶれですね)、“新生GM”は環境対応である。
皮肉な話、大きすぎる負債といい、環境対応技術といい・・・
サクッと、カイゼンしてもらえばいいのではないでしょうか?
・・・とはいうものの、トヨタもこれからは従来のカイゼンではVWには敵わないので、GMも含めて、今後の両社の行方は注目です。
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