『知的な未来をつくる「五つの心」』(『Five Minds for the Future』)by Howard Gardner

2009年6月16日

書籍

t f B! P L
昨年、北京オリンピックにて北島康介選手が金メダルを獲得、野球は残念であったが、ソフトボールが悲願の金メダル!また、今年は、WBCにて韓国との決勝に勝利し、世界一となった。

イチローのセンター前ヒットは、忘れることが出来ないほど、強烈に印象に残っている。

さて、北島が受けたコーチ(コーチング)、上野の牽引、イチローのリーダーシップ・・・それぞれの活躍にはリーダーの役割に視点が当てられている。ビジネスでもそうであり、リーダーの仕事ぶりで大きく成果が変わってくる。

最近の記事で、”連帯感”をキーワードに挙げ、ボヤっとチームのファシリテーションについて述べた(記事はこちら)。外部環境も大きく変わり、ビジネスゲームのルールは大きく変わりつつある。

そういったなか、『Five Minds for the Future』にて、5つのマインドセットが紹介されたが、その邦訳は以下である。

Amazonの書籍紹介より。
■The Disciplined Mind(熟練した心)
主要な学問や職業に必要とされる思考法を使いこなす心。
■The Synthesizing Mind(統合する心)
大量の情報のなかから重要なものを選び出し、それを自己と他者双方が役立てられるような形にまとめていく心。
■The Creating Mind(想像する心)
既存の知識や「統合体」を超えて、新しい課題や解決策を示し、既存の分野を広げたり新分野を開拓したりする心。
■The Respectful Mind(尊敬する心)
個人や集団のあいだの差異に共感して建設的に対応する心。
■The Ethical Mind(倫理的な心)
働き手として、また市民としてのいずからの役割の特徴を抽象化してとらえる心。

ビジネスで言えば、これらを持ち合わせる、また、持ち合わそうとする人がファシリテーターであり、注目されているリーダー像である。


・・・どれも持っていない人っていますよね。。。


<書籍>


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