製造業にとって、ある工程のデータを取得し、それが有意性があるのかどうかというのは日常的に出てくる話題です。関連する話題としては、過去本ブログにて:有意差の判定-p値 の記事で、有意性について記載してきました。
さて、ある工程の2つのデータの平均値に有意性があるか否かを調査する場合、手順としてはー
①F検定により、バラツキに有意差があるかチェック
②①の結果を考慮し、t-検定を実施
③p値により有意性を確認
が一般的かと思われます。
簡略的には①を飛ばして、②を実施ても実務的には判定できます(多くの場合、それほど違うのであれば、検定前にうすうす感じますので)
こういうのは、AIは得意のはずです。あるデータYとY2を用意して次のように入力しました。
次のY、Y2に有意差があるか検定してください。有意水準は5%
すると、種々計算過程があり―
p値は約0.004となります。これは0.05(有意水準)より小さいため、YとY2の間には統計的に有意な差が存在すると結論づけることができます。したがって、YとY2は異なる平均を持つと言えます。
と、有意水準5%において有意である結果となりました。
・・・これも(ChatGPTに)聞けるんかい。
注)詳細な統計量はお持ちの統計ソフト等で確認してください。
0 件のコメント:
コメントを投稿