社会人MBA-技術者編

May 28, 2009

10歳以上の日本人の学習時間は12分である。

「10歳以上の日本人の学習時間は12分である」

総務省統計局「社会生活基本調査」によるもので、これは5年ごとに行なわれている調査です。
http://www.stat.go.jp/data/shakai/2006/gaiyou.htm

そのなかの「生活時間編・時間帯編・平均時刻編」における主要統計表(「曜日,男女,年齢,行動の種類別総平均時間」)を確認すると、仕事や学業以外の「学習・研究*」時間は・・・
*例えば、パソコンなどの情報処理、芸術・文化、英語、もしくは英語以外の外国語、介護関係など。




「大人は10分切ってるやん」


結果は、種々の議論する余地があるが、新入社員の方や入社して数年の皆様は、しばらく辛抱して、1日1時間でも(休日に7時間でもいい)、仕事以外の「学習・研究」に取り組めば、5倍速で成長することができる、いや、データでは大人は10分を切って7,8分なので10倍速に近い。

週休2日―一日修養、一日休養、かつて幸之助は週休2日についてこう言ったそうですが、納得です。


・・・中堅、ベテランの方はうかうかしてられません。20代の方々はその気になれば、周囲の先輩を追い抜くことは簡単です。その体力は中堅、ベテランには備わっていないですから~


それでは、皆様よい週末を。



―ちょっとした連絡―
*品質管理を行なう上で、統計学的な素養は必要です。特に、現在の業務上使用する分析だけではなく、その周辺も含めた分析を学ぼうとしたときに、専門書に頼ることになります。

本ブログ運営者が運営するMOT用語集では、できるだけ、専門的な書籍や文献を記載するようにしていますが、時折、分散分析の数学的説明や実験計画法の数学的説明などの専門知識の紹介を求められることもあります。

数学的なことは、ある意味普遍ですから、専門的な見解や説明が垣間見れれば、絶版になっていようと、古かろうと問題はありません。

今回、この期待に応えてくれるサイトが見つかりましたので記載します。それは、鹿児島大学の”統計科学のための電子図書システムのWebページ”で、「著作権者等の協力を得、絶版等で手に入らなくなった統計科学の理論及び応用に関する書籍を電子化し、 広く社会に公開することにより、統計科学の一層の発展と実社会への普及をはかりたいと考えている」との主旨で運営されています。
使用にあたっては注意を遵守し、ご利用ください。



<情報源>
学習時間について:
メルマガ「実践MBAトレーニング 新・ビジネス思考」2009.5.22号より。


May 26, 2009

原価削減について

コスト削減…利益は売上からコストを差し引いたものであるゆえ、内向きな施策としてはよく耳にする。特に製造業では1銭にこだわり削減する。時に行き過ぎたコスト削減も行なわれるが、企業が生き残らなければならない事情も昨今は見られる。

*本記事の”原価”や”コスト”は個別原価における”材料費”の意味で用いていおり、”品質原価”に見られる考えも大切である、という主旨の記事です。

さて、ここからは皆さんご存知のことで、一般論については、下の<参考書籍>をご覧になってくださるといいと思う。

私の結論は、「コスト削減は前年比で行なうもの」である、ということで、なんら新しいことはないが、あくまで私の経験からの記事であるのでありきたりなのかもしれない。

+++++++++++++++++
下はある工場の1単位あたりの材料原価を示している(とする)。

2006年        2007年
-----4月-----9月-----4月-----9月
-----100-----115-----95-----105

前年比 4月-95%(100→95)、9月-91%(115→105)と、上期、下期とも前年比では原価の削減に成功していることがわかる。当然、年度でも原価は削減されているが、おそらくそのような予算が組まれたに違いなく問題はないだろう。

いわゆる、(工場での)原価低減は、技術が向上しないと、更なる廉価な素材で同等、それ以上の機能は発現できないのである。この例は、毎年9月にその新技術を確立した製品を上市していることになるのである。

医師の例で言えば、”術式の進歩”ではないだろうか。術式の進歩により神の手の持ち主でなくとも、患者を救うことができる…(ん?例えがおかしいか)。

技術の進歩により、それまでは使用できなかった(=機能を十分発現できなかった)素材の使用を可能にする。そら、コストは高なりまんがなぁ、開発してるんですんもん。

下の図はそれを模式的に示している。



ただし、人間は忘れやすい…。生産現場、開発設計、生産技術部署―いわゆる”工場”では、原価削減担当から、(この例の場合)7,8月付近になると、なぜ原価が高くなるんだ!と責められてしまう。それは、実はその後ろにいる事業部トップの年度初めの予算策定にケチをつけていることと同じなのだが…。

ただし、人間は覚えが悪い…。4月を向かえた時点で、すでに次の期の削減案まで確定している準備がいいセクションは、何もしていないかのように担当者から責められる(逆に前倒しを請われて実施した後、倒したはずの時期にコスト削減を予定され、出来ていないと騒がれる)。

社会人ならよくある話ですよね。サラリーマンいやいや、ビジネスパーソンの悲哀でしょうか。


・・・当たり前の話ですが、コスト削減には”開発行為”が必須です。


<参考書籍>



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May 21, 2009

見えない敵―競争力より対応力

敵は、目の前にいる敵もあるが、見えにくい敵もいる。企業ではそれは「競合企業」と言われるもので、長い眼で見れば、どのような強大な企業もその力は逓減していく。

過去の歴史からは様々なことが学べるが、重要なことは、これまでの競合であったと意識してきた企業から、思わぬ相手がそうなった場合に、うまく企業内で切り替えられるかどうかである。

例えば、”追い越せGM”を実現したトヨタは、現在、いや~な相手にVWがいる。いわゆるカイゼンが有効に通じにくい相手である(高品質低価格の電気自動車の出現でもあまり適時打にならない…)。

法改正が実現すると、銀行No1は6,000万人のユーザーを持つドコモがなれる可能性が高い。ならば、世界No1銀行は中国の携帯産業メーカーとなろう*。

さて、自動車産業は国を代表する産業であるが、その見えない敵は、石油産業かもしれないし、燃料電池を手がける企業が次世代には勝利を収めるかもしれない(燃料電池が出来たとしての話です…夢ですからね)**。

その電気自動車は電気製品とは異なり、あらたな製品に関して「製品を市場に聞く」ことはとても危険な行為である。電池は”発明”ということに関しては、ほとんどはそうではないが、”製品技術”は「日本一が世界一」のイノベーションシステムである。

いくら急成長をとげている新興企業であれ、旧来の巨大企業であれ、自動車の世界では、命に関わる欠陥事故が起きた時点で退場である。リコールどころでは済まないからである。

従って、GMやBYDなど、結局は電池技術を高めなくては、とんでもないことになることを、あまりにも軽視し過ぎの嫌いがある(とはいっても日系企業との提携や日本人技術者採用などはしているようですが…)***。

しかも、上記の例でも、トヨタの見えない敵(いやもう十分見えているが)がVWであるように(電気でなくともディーゼルでも小型車でもいいのです)、電気自動車が、省エネ車の主流にならない可能性も十分にある。はっきりいってトヨタ(やホンダ)の戦略もかなり寄与していて、これはカイゼンでは実現できない。この5年ほどの経営手腕は見ものである。


・・・競争力より対応力。。。ですかね。


*トヨタ、ドコモのくだりは、大前研一ライブ#491(2009/4/19配信)より。VWの実質的オーナーはポルシェ(スポーツカー)であり、傘下にはベントレーがあるなど、ラインナップがトヨタより充実しているため(トヨタは購買層の階層で言うと真ん中ねらいでVWに比べてその層が狭い)。
ドコモの例は、もちろんお財布携帯での課金システムによるものです。
**は以下の書籍を参考に記載。


***本サイト運営者は、電気自動車に否定的ではなく、現在のニッケル・水素電池との併用には肯定的です。リチウムイオン電池との併用、プラグインには懐疑的です。



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May 18, 2009

今週の気になるニュース(5月②)

珍しく、今週の気になるニュースが5月2回目の登場となりました。さてさて、今回はシャープの亀山工場が海外へ移設されるニュースです。
**************

亀山工場―”亀山モデル”という言葉や工場の誘致に関して、三重県、亀山市の補助金など誘致に特徴があったこと(wikipedia )で記憶している方も多いと思う。その工場は、第一、第二工場とも海外へ移設される。

メーカーに勤めている方はうすうすわかっているとは思うが、○○産だから、品質が高いとは、おそらく made in JapanのJapanだけであろう。その他はない。あの当時の種々の記事で国内回帰を絶賛していたのは何だったのか・・・。

とはいえ、企業の海外移転は悪ではない。現在の日本の労働市場であれば、そう考えることが普通である。そうこうしているうちに、米国のようになり、いつしか貿易赤字が常態化する方向へいく、という流れは仕方がないのかもしれない。

このことは経営者だけの責任ではない。何でも安いものが最良の選択であるとする消費者層が多くなれば、企業も当然、その対応をしてしまう・・・。


製品には、模倣しやすい製品とそうでないものがある。CD、DVDなどは前者であり、シェア、価格の下落の速度が恐ろしく速い。いくら、規格や製品戦略を業界がきっちり行なっても、これは仕方がない。

いまや、大型液晶パネル(10型以上)での金額ベースでのシェアは、サムスン電子、LGディスプレイ、友達光電、奇美電子、シャープである*。

さて、記事によれば、片山社長は「工場は堺に一つあれば十分」で、亀山の第二工場は中国移転の方針(第一工場はすでにこの方針)と、国内は堺に集約する。

なんだ、海外(中国)でも生産できるのか。これからは、最新型でなければ、亀山モデルがもっと安く買えるんだぁ・・・

・・・ここまでくると、経営の舵取りは相当に難しくなります。賭けですね、これ。なんかGMの株価が一時1.09ドルになったりと(いよいよか・・・)**、暗いニュースがつづきますね。


<主な参照記事>
「シャープ:亀山第2も海外移設 国内生産は堺工場に集約」毎日jp 経済面より
*「シャープの選択―液晶大型化『光』で挑む」,日経産業新聞,2009.5.11
「シャープ『亀山方式』決別」,日経産業新聞,2009.4.9
**「GM株76年ぶり安値」,日本経済新聞, 2009.5.13

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May 12, 2009

イノベーション―ネットワークとスモールワールド

イノベーションを考察するなら、多くの人がこの課題を考える。

”ネットワーク”である。

それは、チーム、企業間など様々な場合があるが、何らかのネットワークを構築している。またそれは、取引企業のみかもしれないし、研究開発であれば、大学や研究機関もネットワークに含まれているかもしれない。

詰まるところ、今後のMOTの成功は、「MOTの課題は、研究、製造などの個々のシステムを研ぎ澄ますのではなく、ネットワークの最適化なのである」(吉村* 趣意)が最も一般的な見解である。

これは、今までの伝統的な考え方とは親和性は低く、例えば、未だに、研究、開発、設計、製造など、個々での最適化にばかり目を向け・・・いやいや、顧客から見れば、同じような製品を製造しているにも関わらず、事業体が異なったり(=企業内なのにネットワークが切れている)、と目を向ければ意外に頭だけでわかっていることが多い。

要は、仕組みが大切なのであり、○○製造方法や△△技術は、その手段なのである。

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さらに、ここで、ネットワークの測定系である「距離」を加えて考える。

大企業でよく見られる、メーカーと下請け企業のクラスター化は「近距離」、別業種や産学連携などを「遠距離」とすると、これらとの交流は、どちらかと行なうと、どちらかとの時間が少なくなるが、こういった交流を両立させる現象として、「スモールワールド現象**」が挙げられている***。

結局は、「この特性を持ち、ネットワークを構築していくことが大切***」だそうだ。


では、次に距離を計測してみる****。
(過去に本ブログでも紹介したことがある:記事はこちら

この研究では、特許のサンプルにバイオ技術分野を用い:
①その発明者間の距離
発明者間距離
②特許に引用されている論文(知識創出の源)とその特許の発明者との距離
論文伝達距離
という2つの距離を定義する(ここで距離とは物理的距離)。

それらを計測した。結果:
発明者間距離:31.7km
論文伝達距離:4323.5km

*ともに中央値

と分析されている。
論文=知識想像の源(研究成果が論文という形式知にまとめられている)へのアクセスは、遠くまで行われるのに対し、技術の発明は、近距離に頭脳が集積していることが重要であることを示唆している。

+++++++++++++++

どのようにして、新しいサービス、製品を生み出すかの仕組みが変化しつつある・・・ということは、それを最も効果的に実施する枠組みも変わっていく、従業員、経営者の問われるスキルも変わっていく。ならば、企業の教育も変えなければならない部分もある。


・・・変化に対応する、成功する仕組みは、だいぶソフト部分になってきましたね。


*吉村真弥,「イノベーション促進のためのネットワークの最適化の考察」,UNISYS TECHNOLOGY REVIEW, Vol90, AUG. 2006(http://www.unisys.co.jp/tec_info/tr90/9002.pdf

**スモールワールド現象に関する本ブログの以前の記事
http://tech-d.blogspot.com/2007/01/small-world.html

「広いようで世間は狭い」、スモールワールド現象とはこのようなものである。有名なのは、Milgramの実験(1967)で「6次の隔たり」という概念である。例えば、あなたはある神学者の妻は知らないが、手紙やメールで知り合いを通じてその人に行きあたるまで、平均すると6回であるという。

ex)(あなた)→(友人)1→・・(友人)6→(神学者の妻)

これらには、特徴があり、経路が一部のノードに集中(scale-free)、経路が集中するも頭打ち(broad-scale)、経路の集中するノードほど数が減る(single-scale)ことが示唆されている(下の文献)。ノードとは例では(友人)、経路とは→(矢印)のことである。実験は多数のスタート点を設け実験した知見である。

*L.A.NAmaral, A.Scala, M.Barthelemy, and H.E. Stanley, "Classes of small-world networks", PNAS(www.pnas.org), 2000.
スモールワールド現象(Wikipedia)

***日刊工業新聞では2009年1月に「次世代のイノベーションを考える」として東大の坂田先生が4回にわたり記事を執筆しています。特に1/19号にて「スモールワールド現象」に触れています。

****知的財産研究所,『特許の経営・経済分析』,雄松堂出版, 2007, pp125-135;第5章 頭脳集積の必要性より。

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May 8, 2009

組織が破綻するのは少しのことが原因だ

「人は石垣、人は城」
「蟻の一穴」
「城者として城を破る」

組織や構成員に関わる諺は格言は多い(と言いながら上だけかい!?)。

3人寄ればそれは立派な組織で、ほとんどの人は家族が最初に接する組織である。学校、大学、サークル、部活動、地域、ボランティア、企業など…関わる人は相当の組織に関わっていると思う。

企業に関しては(というか私はこれしか記事に出来ませんが)、『イノベーションの経営学―技術・市場・組織の統合的マネジメント』では、ミンツバーグの研究を紹介し組織構造の雛形として以下の型を紹介している。

○単純な組織構造(単なる集権化した有機組織)
○機械的な組織構造(集権化、機械的、システムにより集中管理)
○事業部型(大規模組織の典型)
○専門的な官僚型(分権化した機械的組織)
○一時組織型(部門横断のプロジェクトなど)
○ミッション型(ボランティア、慈善団体など)
*第11章 イノベーティブな組織を構築するを参照。

それぞれ、特徴があり、なんでもかんでもこれでなければならない、ということはない(なのになんでもかんでも事業部型で処理するのはおかしいですよね)。

それぞれの目的、目標に対して特徴を活かしたものであれば問題はない。

私は、経験的には、一時組織型、事業部型を経験しているが(というか会社員であればそうですね):

『あっ・・・これはマズい、やっちゃいけない(請け負ってはいけない)』

と思うのは、「小さな嘘」である。そう、それは、法的にも何も問題がなく、顧客にも全く迷惑をかけない小さな嘘である。まさに、蟻の一穴、小さな小さな原因かもしれないが、それはそれは大きな問題へと発展する。

いつの間にか正直者が馬鹿を見る(=例えば、未然に事故を防ぐことを申告しても、それが問題なので、問題であると騒ぎ立てられ、評価が下がる)ようになり、製造業では特に深刻だが、ミスは隠蔽されていく。

このような組織の事業を継続するには、過去に幾人の経営者がそうであり、中には評価された方もいるが、「社員の懐に手を突っ込み」利益をあげ始める。

従業員は、業績が回復したと言われても、全く実感がない。

とはいえ、事業を継続しなければ、多くの従業員を解雇しなければならないことを考えると、政治的判断として(100人全員沈没するのか80人は生き残るのかなら80人生き残りを選択する)仕方がない面もある(それまでの経営が評価できるものであれば…)。

多くの場合、その小さな嘘の発生要因は”誰かの見栄”であったり”誰かの評価が下がることを嫌う”ことであったりと、組織の目的、目標に全く関係がないことが多い。


・・・「魚は頭から腐る」とは名言です。


<参考書籍>

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May 4, 2009

最高の"Stand By Me"(スタンド・バイ・ミー)

まだまだ、私が高校へ通っていた頃、我が校の文化祭と言えば、”演劇”であった(なんで!?)。文化祭の出し物はクラスごとで行なうことが通常であり、展示、映画、模擬店(これはあまりなかった)などあるが…

私が通っていた頃はなんと言っても”演劇”なのである

それは、1年生はしない。というより、その勇気はない。2年になってから、はじめるものである、という不文律があった。

それだけ、流行っているのだから、レベルも自然と高くなる。出来る予算の中で衣装をつくり、放課後は練習、練習…、演技中の舞台の模様替えの際には、体育館(実際の演技する場所)のあらゆるところを使い客の目をうまくそらし…

何せ、生徒を除く観客(先生、文化祭に訪れてくれた方々(保護者が多いが))の採点で結果が決まるのである、演目もオーソドックスな時代劇もあり、流行した映画、ミュージカル、様々である(もちろん、私はチョイ役です!)。

私は第二次ベビーブーマー世代なので、今と比べるとクラスも多かった。3年生のほとんどが演劇を選択するので、演目も自然と多くなる。そこへ、腕試しの2年生が入ってくると…

オーソドックス、かつ、衣装やセットにお金をかけなくても(極限まで削減できる)、何より、皆が知っている(!?)"Stand By Me"は、毎年必ず登場するし、かぶるほどである。

私は2,3年の両学年ともに出し物が演劇であったが、2年生の時、演目を決める打ち合わせでは、やはり議題に挙がっていた(結局、Stand By Meとは無縁でしたが)。1年生のとき、先輩の演劇を見て、一度は頭によぎる"Stand By Me"…

だから、私の"Stand By Me"といえば、その頃の懐かしいものが思い出されるのである。

とは言っても、普通科の高校なのですけれども、なんだったんでしょうねぇ。。。
さて、もう下に見えてきましたね。そう、この長いネタフリは、"Stand By Me"(スタンド・バイ・ミー)の紹介なのでした。

その"Stand By Me"(スタンド・バイ・ミー)ですが:
「カリフォルニア州、サンタ・モニカのストリートミュージシャン、ロジャー・リドリーからスタートします。次にルイジアナ州ニューオーリンズの盲目シンガー、グランパ・エリオットが、リドリーのベーストラックを聞きながら歌います。さらにそこから、少しずつ世界中のアーティストのサウンドを加えて出来上がったもの(by らばQ)」だそうです(恐ろしく再生されています)。



ミーハーな私は、早速、iPodで楽しもうと、”和洋風”サイトへ行き、YouTube動画をiTunesでの再生可能な状態に。ファイル形式がiPodで再生できなかったので(iTunesでの再生はOK)、Woopieでm4vに変換し、ようやっと取り込みました…。
(詳細のURLは以下にあります)

情報源:
○らばQ:「こんなに感動する「スタンド・バイ・ミー」は聴いたことがない(動画) 」
http://labaq.com/archives/51197033.html
○和洋風:YouTube動画をiTunesへ
http://wayohoo.com/ipod/tips/ares-tube.html
○Woopie Video DeskTop
http://www.woopie.jp/desktop/
http://engine.woopie-mania.com/ (使用法サイト)



*iTunes Storeでも購入できます。


May 1, 2009

今週の気になるニュース

選択と集中*…いま、このキーワードが最も似合うのが電機業界ではなかろうか。なんだかんだで競合プレーヤーが多い。とはいっても、多くとも生き残れてきたのも事実である。

大きな括りでは、高品質低価格の製品を生産し、そこそこの内需を得る。当然、輸出しても通用する製品なので輸出する**。プラザ合意、超円高、株安(2003年)、アジア通貨危機も何とか乗り切ってきた。

だが、だんだんその従来の方法が通用しなくなってきた、ことは電機業界にいらっしゃる皆様が最も深刻に感じていることだと思う。

従来のように、新製品を開発し(いや従来より!?)、コスト削減もスピードアップしても、いっこうに利益が残らない。

おそらくは、その経営技術が陳腐化しているのである。今後のことを考えれば、直近では、経営者は育てている暇などはないので、残念ながら、相当の入れ替えか必要である。

数人、いや数十人の首で数万人が助かることを考えれば、妥当である。所詮、戦略といっても、どこかの数人の間で練られ、策定されるものであるのだから。

パイオニア、エルピーダ、日立製作所などは、電機業界救済法、いや、産業再生法改正案を活用するようである[1]。ソニーはなんだかんだ言って、「社外取締役の全員留任決定」[2]と、あのDNAを帯びた製品はもう見ることは出来ないのか…。

助けを求める経営もそうですが、受ける社外取締役も…どうなんでしょう。こればっかりは、内部の方でないと事情がわからないことがあるので、意見が分かれるところです。

今週は嫌なニュースが多い。(形はどうあれ)私はこんな早くにこのニュースを聞くとは思わなかった。

日本が貿易赤字[3]

あくまで、”急性”の症状で”慢性”ではないが、なんだかんだいって、日本の多くの企業も海外に進出し、生産している面が多く(理由はどうあれ、国内で工場を操業しない意思決定が多い;特に悪しき意思決定ではなく、今の日本の状況では効率がいいので)、以前のようには回復しないことを考えると、米国のことは他人事ではありません。


*実際に正しいのかは置いときましょう(参考までに以下をどうぞ)。
「選択と集中」は本当に正しいのか?
http://www.jri.co.jp/consul/column/data/702-tezuka.html
**大前研一ライブ#492の中より趣意。
[1] 「産業再生法改正案きょう成立」日本経済新聞,2009/4/22号,3面
[2] 「ソニー 社外取締役の全員留任内定」日本経済新聞,2009/4/25号,13面
[3] 「昨年度 28年ぶり貿易赤字」日本経済新聞,2009/4/23号,1面


<GWにどうですか>



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