経済の低迷、少子高齢化の進展、環境・エネルギー問題の深刻化、グローバル競争の激化等、わが国を取り巻く課題は山積している。
との状況の中、報告書では――
グリーン(環境・エネルギー)、ライフ(健康大国戦略)イノベーションの2大分野を重点にイノベーションを創出するなどを挙げ、その司令塔的機能の強化、イノベーション創出の仕組み、人材育成(大学・大学院)、基礎研究力強化などについて述べている。
やはり、10年、20年後を考えると、報告書のなかでも述べられた「理科離れ」が促進する「産業界における必要性と乖離したかたちで衰退が進んでいる『絶滅危惧学科』(p10)」が増加することが懸念される。
私たちが受けてきた教育での悪弊は、“理系、文系”であると思う。例えば、文系である経済学部では、研究が進めば、数学抜きでは研究できない。いや、(研究用の)アンケートひとつを見ても、何気なく作成している(学生も含む)研究者はいないだろう。
*理系が最良というわけではありません。数学が嫌だから文系を選択するなど消極的選択をイメージしています。
この分類って意味が分かりませんものね。
(ご紹介まで)
*報告書では“理系”“文系”は触れていません。理系、文系の記載は、ブログ運営者が勝手に考えたものです。
<参照元>
「イノベーション創出に向けた新たな科学技術基本計画の策定を求める~科学・技術・イノベーション政策の推進」,日本経済団体連合会,2010年10月19日
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