「価値ある品質で 新たな成長を!」
である。
言うまでもなく、これまで、品質月間の取り組みは過去の品質月間テーマに掲載されている通り歴史的なイベントとなっている。
ここ数年では、リーマンショックもあり、「危機」に対しての・・・という主旨も見られ、本ブログでも取り上げてきた。
*ここ数年の品質月間に関するブログ記事は、以下です。
○第53回(2012年)品質月間:「品質力再興 やっぱり日本品質!」
○第52回(2011年)品質月間:「危機を力に 品質革新 再び世界No.1」
○第51回(2010年)品質月間 :「品質の原点にかえり 先駆者の知恵に学ぶ」
○2009年の品質月間は第50回の節目である。
○「QCサークルの効用と限界」より。
今回のテーマに「品質」という言葉が入っていることに関して、テーマ主旨で、委員長 圓川先生は―
よい品質”とは何か、ということを今回敢えて問うことにいたしました。それが“価値ある品質”です。もう少し掘り下げると“顧客視点の”という形容詞をさらにつけ加えてよいかも知れません。とし、「顧客視点」の重要さを述べ、
顧客価値向上に向けた改善努力と、その達成感による喜びを通した個人の成長をも指しています。
としている。
顧客視点とは、意外に難解で、例えば、求められる自動車とは、家族が乗れる大きさで、燃費が良く、スポーツカー並みの操縦性があり、価格が安い。。。
など、トレードオフだらけである。「次工程はお客様」に関しても、次工程のどの要求を満足するかは、作りゆく価値観が共有されていなければ、次工程のオペレーターのサボタージュの協力をするだけになってしまう恐れもある。
結局は、どの顧客を満足させるために製品、商品を提供するのか、また、しないのかの目利きが企業に利益をもたらせるか否かの分岐点となる。
・・・ものづくりに相性のいい「品質」というフレーズは、経営にこそ重要です。
<関連記事>
○第53回(2012年)品質月間:「品質力再興 やっぱり日本品質!」
○第52回(2011年)品質月間:「危機を力に 品質革新 再び世界No.1」
○第51回(2010年)品質月間 :「品質の原点にかえり 先駆者の知恵に学ぶ」
○2009年の品質月間は第50回の節目である。
○「QCサークルの効用と限界」より。
<関連ページ>
○QC, TQC、そしてTQM
○工程能力分析
○FMEA
○QFD:品質機能展開
○特性要因図-Cause and effect diagram
○狩野モデル-品質とは
<各種用語集サイト>
○MOT用語集
○経営基礎用語集
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