また、使用頻度が高くなければ(製品の多くが類似品など)、スポット的な使用で問題ないことが多い。
さらに、情報に関しては、
「非オープンソースのソフトウエアでは、研究者が解析手法やモデルを実装しそのまま発信することが一般に困難であり文献を媒体としたスローな普及」(坂本らによる「オープンソースCAE 展開と諸課題」)である傾向もあり、結局、導入に踏み切る決定的な要素に欠けてしまう(もちろん必要な素養を備えている人がいない人的資源の問題もある)。
とはいうものの(前置きはさておき)、近年では、フリーのCAEの開発は盛んで、例えば動的解析が可能なオープンソースのCAEソフトを「オープンソース動的陽解法有限要素法シミュレーションソフトImpact の紹介」より抜粋すれば、以下である(資料は2013年のもの)。
これからすると、Calculix 、CodeAsterプラスImpact(例えば、本記事下の<参考>に記載したDEXCS, Salome-mecaにImpactの組み合わせなど)のカバーは広い。
本ブログでこれから紹介するImpactはフリーの陽解法動解析ソフトで、衝突解析、や塑性加工など要素変形が大きな解析に適している。
フリーの陽解法FEMソフト |
基本的にJava で開発されているため、JREまたはJavaがインストールされている必要がある。Windows, LinuxなどでJava動作可能なマシンで動作する(上記資料より)。
*本ブログでは、詳細な解析というより導入編的な紹介です。
次は、インストールについてです。
<関連記事>
・Impactを起動する インデックス
<参考>
DEXCS-Salome について(本ブログ運営者による)
・DEXCS-Salome の導入方法について
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