シックスシグマ②(稟議)

2007年12月26日

シックスシグマ

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とうとうテーマが決定し、生産現場の効率を高めるプロジェクトを実施することになった。早速取り掛かるのは、稟議書の作成である。

『えぇっと、稟議書って何のことだ?』

ってなぐらい、私は若かった(とでも言っておきます)。

まず、予算を聞いてびっくり!私が勤めている企業では、米企業へコンサルティングを依頼するのだが、当時で約350~400万円(/人)だったと記憶している。後に聞いたことだが、500万円もするところもあるそうだ。

『えらいことになってきたな』
正直な感想である。

次にスケジュールの確認である。
第一に、コンサルティングとプロジェクトについて打ち合わせを行なう。

○何が問題?
○考えられる障害は?
○メンバー構成は?
○業務時間をどれぐらいあてられる?
○予想効果金額は?

そう、実はいかなるプロジェクトもこのフェーズが最も重要なのである。

第二に具体的なコンサルティングの日程である。

○研修期間は約6ヶ月
○認定要件は:
①プロジェクトの完了と第二プロジェクトの着手
②プロジェクト報告書の提出
③社内幹部(社長は必須)へのプレゼンテーション

『はぁ…ハードな日程がはじまりそうだ』

「そうそう、統計がわからなければ話にならないから」と先輩から涙なしの統計学 をプレゼント(!?)され、コンサルティングが始まる前に社内研修(一週間)が実施された。(つづく)

(「シックスシグマ②(稟議)」了)
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