マーケット部門と技術部門はお互いに宇宙人だと思い込んでいる面があり、私の中の的はマーケット部門へ向けられていた。
が、かといって、具体的な戦略は見出せないでいた。第一に、技術面ほど、マーケット部門のことを知らない。どのように戦略が練られ、どのように施策が実行されるのか、意思決定はどのように行なわれるのか・・・。
気付けば:
○原価計算以外は、財務は疎い
○財務諸表は読めない
○企業の運営もよくわかっていない
○業界の分析が出来ていない
○戦略とは?に答えられない
単なる技術者の遠吠えであった・・・。
必然的に、私の目は「経営」へ向けられていった。
その時に、参考になったのは、大前研一著『企業参謀―戦略的思考とはなにか』であった(今は文庫本、続編もあり、安く購入することが出来ます、文庫本は下のamazonへのリンクで”新品”の価格が安いほうです)。
さすがに、大前氏がコンサル時代の経験から書いたものであるため、ものの考え方がよくわかる書籍である。
そこを起点に、大前研一、齋藤顯一著『実戦!問題解決法』を読み、より深く学習するため、以下に記載する教育コース(当時は名前が違った)を受講し始めた。
(この書籍は文庫化されており、安く購入できます。下のamazonへのリンクの”新品”の価格が安いほうがそれです。この書籍は、ビジネス・ブレイクスルー大学院大学が提供する問題解決必須スキルコースのフロントエンド商品ですが、ザックリでいいのであればお薦めです。)
受講しようとしたコースは大変に高額であったため迷ったが、当時は、社会人教育に関する給付金の返還率も高く、結局は、月換算で2万円弱程度に落ち着いたと思う(当時は教育訓練給付金の対象でした。ちなみにこのコースは1年です)。
この中で:
さらに、上記のことを補強するため:
『考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』(バーバラミント)
『ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)』(照屋華子、岡田恵子)
『問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」』
『問題解決プロフェッショナル「思考と技術」』(齋藤 嘉則)
『システム・シンキングトレーニングブック―持続的成長を可能にする組織変革のための8つの問題解決思考法』
『システム・シンキング―問題解決と意思決定を図解で行う論理的思考技術』(バージニア アンダーソン他)
『問題解決と意思決定―「ケプナー・トリゴーの思考技術」』(R・エバンス他)
『マッキンゼー流図解の技術』(ジーン ゼラズニー)
『経営参謀が明かす論理思考と発想の技術 (知力アップ講座)』(後正武)
『意思決定のための「分析の技術」―最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法 (戦略ブレーンBOOKS)』(後正武)
などの書籍を参考に学習した。
*他にもあったが、残念ながら、当時の書籍は売ったり、譲ったりしてしまっているので、手元にありません・・・本当に懐かしい書籍です。
*「問題解決」に関連する書籍の紹介はこちらに詳しい(能力開発Planningより)です。
今振り返ると、上記の学習内容とエンジニア・・・次に興味を持つ内容を用語で言えば「イノベーション」であることは、想像に難くない。
(つづく)
○私の学習遍歴③
○私の学習遍歴①
<取り上げた書籍>
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