眼に見えない課題はCOPQの考え方で潜在因子をあぶりだしていく・・・。
シックスシグマで習ったことじゃないか。。。
シックスシグマがどうこうではなくて、そもそもの基本スタイルをシックスシグマが採用していただけで、そこに、種々の手法を盛り込んだものなのである。
あぁ・・・要は論理力か。。。
正直な感想であった。開発的な事柄であれば、少しの技法を学んでも、十分に活用できるのは、そのバックグラウンドがしっかりしているからである。
じゃ、そのバックグラウンドを身につけるしかない。
前日の記事での講座が終了しかけている頃、もうこれぐらいでいいのでは?と考えていたが、知的な興味は止められず、このころからMBAを具体的に考え、調べ始めていた。
その頃、私の頭で、「イノベーション」という用語が気になり出しており、一冊の書籍を読み込んでいた。
『イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)』(クリステンセン)
である。この書籍は、内容が素晴らしいのではなく、アプローチが素晴らしいものである。やはり、学術での研究が必要なようである。
MBAとはいっても、所詮は単なる大学院である。巷間、種々に言われるが、その基本スタイルは理系のそれと変わりはない。このことに関して、よく言うことがあるが:
理学(または工学)修士だからといって、研究開発分野のマネージャーとして採用されることがないように、MBAだからといって、マネージャーとして通用することはない。顧客を知り、現場、製品、従業員を知る。これが基本姿勢である限り、マネージャーはMBAである必要は全くない。そう、単なる学歴なのである。
再び、大学院に進学し、経営、組織、戦略、統計、マーケティング、イノベーション・・・多くのことを学んだし、多くの方に種々のことを教授していただいた。
やはり、そのような環境へ身を置くことが私にとっては、一番効果の高い方法であった。大きな書店に行けば知識は身につけられるように思うかも知れないが、理系の際もそうであったが、大きな書店と言えども、専門書はわずかにしか置いていない(売れる本を置くので仕方ないですが)。
これは、MBAでも同様である(最近はamazonにより専門書も入手しやすくなった)。
それ以前に重要なことは、やはり、議論である。研究開発分野では必ず行なうことであるが、MBAでも変わらない。私が、近年、企業の教育費や教育機会を多忙や業績を理由に逓減していくことに危機感を抱くのは、このためで、『そのチームの構成メンバー以上のソリューションは生まれない』からである。
・・・教育に投資することほど、裏切らない投資はない。
私の学習遍歴-了
~以前の記事~
○私の学習遍歴②
○私の学習遍歴①
<MBAでの知識は以下のサイトの書籍が参考になります>
<参考書籍>
*この3冊は、私が所属していたゼミの必読書でした。
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