私には製品開発における持論はない

2007年7月15日

MBA

t f B! P L
いよいよクライマックスを迎えようとしている。社会人学生の日々も終わろうとしている。振り返れば・・・

研究活動も含め、種々の議論、ケース分析等あらゆる業種の人々と行ってきたが、MOTを専攻した私には持論はない。というより、おそらく、企業現場に入れば、凡その課題は解決できる。

MBAとは、飛行機で例えれば、パイロットであり、墜落しないための操縦をするものである。

しかしながら、私からは画期的な新商品もでないであろうことは理解している。

書店に行けば、トヨタ(リーン生産や開発方法まで!)など有名企業の製品開発について記載されたものも多い。あれだけ並ぶと、どこかにはソリューションが存在しているものだと錯覚する。

私の経験から言えることは、企業であれ、個々の従業員であれ、「できる」とは、プロセスで考えることであり、「ソリューション」を求めるものではない。研究によれば、例え天才が存在していたとしても、企業の成功は長続きしない。

永続的な成功はプロセスを重視する姿勢にある。

やり方を変えないのに、成果を求めるのは「文句を言わず働け」に等しく、マネージャーとしては失格である。やり方を更に悪いほう(効率的でない)へ変えていくことは「奴隷」の烙印を押されることに等しい。

・・・やはり、最も有益な投資は教育である。

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エンジニアの視点から、品質技法、解析技術、生成AIについて発信しています。 (シックスシグマ・ブラックベルト、MBA)

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