社会人MBA-技術者編

January 29, 2007

談合から考える

経営スタイルにおいて、日本にアメリカ式は合わない。アメリカ式が「良い」とか「悪い」といった問題ではなく、そもそも文化が異なるのであるから仕方がない。なぜ、未だに模倣しようとするのであろうか?

マーケティングがわからないマーケッターの情報を戦略が立てられない経営陣が重宝する。数百万個に一個のエラー率しか出さない優秀な日本の技術者は、その技術が万全であると勘違いしている。
もともと、発展してきたビジネスが、短期間で回収できるビジネスシステムではないのに、四半期の業績を重視し、リスクを背負わせ、責任を被せる。実務の現場では一体何人が倒れただろうか?

どうしてしまったのだろうか?

少し観点を変えて、日本独特の談合のシステムを考える(談合はしてはいけません!!)。
製品・サービスは、価格競争に入ると終わりである。儲からないので撤退しかない。
談合なきシステムは、まさに、終焉への投票である。だから、業界を守るために行なわれ始めた。日本の複雑な流通と同様、談合は外的(日本国外から)には、高い参入障壁となるが、内的には、産業の発展が鈍化する傾向にある。
が、産業の発展が鈍化すれば、それだけ長い期間、衰退期へ入ることがないので、好都合なシステムであった。製薬では最も言えることだが、企業が何年もかけて開発した技術が、いきなり価格競争に入ってしまっては、開発費用の回収が出来ない。ジレンマである。

そういった意味では、最初に高いプレミアムを払ってくれる顧客が、間接的にではあるが、イノベーションの源泉となっている、とも言える。これがなければ、企業は開発をしない。ありきたり技術の集合体であるアーキテクチャーに魅力あるものは少ない。(少し議論がリニアになりましたが・・・)

「良いものだから安いはずだ」は大きな勘違いである。
ならば、日本はカローラだらけになってしまうではないか(実際1位ですが・・・)。

・・・良いものだから、安くなっていくのである。


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