入社後の業務への取りくみはこれまでの経験が出るもので、どういう状態であったらいいか、悪いか、いや、この評価軸が正しいのかさえわからない。
学歴もあまり関係ない(学閥がある場合は仕方がないが)。
ビジネススクールで学歴を聞きあったことは全くない。○○さんはこの分野に強い。△△さんは論理的である、など企業同様、何々大学の○○さんとは呼ばない。いや、××社の○○さんとも呼ばない。
○○さんが優秀であることから、その人が勤めている企業は優秀なんだと思ってしまう程である。企業の一線で活躍する集団ではこのようなことである。
また、入社時の同期との差はほとんど考えないほうがよい。
そもそも、これから対外的にも不平等な競争が始まるのである。結局、3年、5年・・・と経てば、地道に努力を重ねているものが信頼される。信頼されれば仕事が任される。仕事は経験である部分が大きい故、結局差がついてしまう。
努力・・・使い古した言葉かもしれないが、天才でさえ努力を怠らない。いや、天才であるがゆえ、その才能を維持する努力は私には想像がつかない。
私の経験が役に立つものかどうかわからないが、入社して数年心がけたことがある。
「朝は人より早く出社」そして、
「決して、陰で愚痴らなかった」ことである。
(今ではフレックス、またグチグチ言ってしまっているが・・・)
ともすれば、上司がどう、同僚がどう、他部署の人がどう、と騒いでしまうものであるが、これは絶対やめたほうがいい。
仮にあなたが言ってなくても、周りの人はそうは感じない。そのような場面にいても「いや私は新人なのでわかりませんよ」「いやいや、まだまだ勉強段階なので」と愛想良く(このフレーズは嫌味に聞こえるかもしれないので)言っていたものである。
将来的にこのことは大きな布石になる。「誰に対しても公平」なのである。言いか悪いか分からないが、個人の特徴である。その特徴が活かされるプロジェクトや業務では、あなたは採用される。
私が30近いプロジェクトを担当できたことも、このことが大きいと思っている。
とにかく、最初が肝心。若いときは「信頼」しか武器がない。十年選手に仕事ではかなわない。与えられた仕事は誠実にすることである。
わからなければ、あなたがこの人と思う人に尋ねればいい。分かることのほうが少ない時期に、いい先輩を見つけることも大きな仕事である。
朝早く出社する人がいても、
「彼は朝早くから優秀だねぇ」とも
「彼は朝早くから来て何してるの?」
とも解釈される。信頼されていれば前者である。
そう、今必要なのは心の準備である。
(英語はグローバルに展開していなくてもネット環境を考えると、学習したほうがいい)
・・・企業では経験も大きな財産である。信頼されなければ経験はできない。しかし、Life-long learning commitmentの涵養を心がけることは、新入社員もベテランも共通のことである。
ちなみに、本日『大阪くらしの今昔館』へ行ってまいりました。8-10Fに大阪の昔の風景が再現されております。当時の電化製品やミシンも展示してあり、非常に興味深いものです。地下鉄谷町線・堺筋線、阪急線「天神橋筋六丁目」駅下車ですが、大阪キタからであれば、天六なので徒歩でも十分歩ける距離ですので、ブラブラがてらどうでしょうか?
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