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さて、本日はプロセスの視覚化の実際の例である。
工程は、液体A,B及び粉末Cを混合するもので、出来具合を比重を測定することで確認している。従って、Yである応答因子は「混合液の比重」となる。Xは機器の設定やノイズである気温、湿度が挙げられる。
機器の設定は制御可能なので「制御因子」、材料の物性などは、サプライヤーとの契約で自身が制御できないので「準制御因子」としている。
*生産ラインのスピードなどはコントロール可能であるが、生産上の都合でそれを変更することは出来ない場合が多い。その場合は「制約因子」である。
このようにして、関連するすべての工程に関してプロセスを視覚化する。
ここから、どのようにして工程FMEAに持ち込むか?
それは、図のように作業の流れを書き出すことである。
そしてその工程FMEAは、顧客、後工程に不良を持ち込まないシステムへの第一歩となる。
(「シックスシグマ⑬(プロセス視覚化の例)」了)
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