ただ、残念ながら、多くの場合、(日本の場合)大学においても、“問題を定義する”というより、“定義された問題”を解くことに主眼が置かれるため、ビジネスパーソンは、大学を卒業後、これをどこかで学ぶことが必要となる。
それは、ビジネスの現場では“問題解決能力”とも言われる。
そのような、“論理的思考技術”や“問題解決思考法”を訓練できれば・・・いや、どこで学ぼうか?どの書籍で学ぼうか?逆に、ネットでは情報過多で分かりづらい。
もう、多くの書籍は、すでに家の本棚にはないが(多すぎて売ったり、譲ったり)、『一応、とっておくかぁ』と本棚に残していた書籍がある。
それは:
『システム・シンキング―問題解決と意思決定を図解で行う論理的思考技術』
『システム・シンキングトレーニングブック―持続的成長を可能にする組織変革のための8つの問題解決思考法』
共に、日本能率協会マネジメントセンター
*Amazonでは、マーケットプレイスでの販売のようです。参考までに、新書では順に¥2,300、¥2,500です。
である。
“品質改善運動への意欲の低下”―――それまで成長のエンジンであった活動における、成長阻害要因となっていることは何なのか?努力の割りに成果がなくなっていく・・・。
その組織における、「制約」は何なのか?
それを「成功の限界」というシステムの原型で考えていく。
(『システム・シンキングトレーニングブック―持続的成長を可能にする組織変革のための8つの問題解決思考法』pp75-76、221を参考に記載。)
など、物事を客観視し、課題を視覚化できることに、興味が注がれていた。もちろん、これらの書籍の主題である「システム・シンキング」は、問題や課題のパターン化ではないが、技術屋としては、そのような思考には自然に引かれるものがあった(と思います、単純に好みの問題です)。
-> 参考)システムズシンキング(Wikipedia)
もちろん、こういった能力の養成は、インプット⇔アウトプット型の学習ではないので、時間を要するが、代わりに、インプット⇔アウトプット型ではないので、身につけば、ほぼ一生モノである。
だから、取り掛かりは、早い方がいい。
・・・頭のスポーツです。
<関連記事>
○私の学習遍歴①
○私の学習遍歴②
○私の学習遍歴③
<参考書籍>
<代表的な書籍>
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