日本経済を長期で展望すると、内需主導型の経済発展は困難であり、アジアを中心とした外需の取り込みを模索しなければならない。「要約」より。
レポートは2030年への長期展望である。
「2030年においても、技術力が日本の競争力にとって重要な要素であることに変わりはない。しかし、技術力のみに頼った輸出増加に限界がある(p33)。」
であるように、輸出を増加させることも述べている。
確かに、日本国内での成長分野は限られているし、残念ながら、経済を牽引できるほどではない。
従って、貯蓄性向も高まってしまう(もちろん政治的な不安や国民の特性もあります)。
ビジネスでは、成長している国や地域、分野へ参入することは鉄則であるが、企業では、それを任せることの出来る“人”がなかなかいない。
・・・企業現場でのスタートは“人”からですね。
<参照元>
○「2030年に向けた日本の経済発展戦略:今求められる日本の長期国家戦略」, 野村総合研究所, 2010年10月
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