少子・高齢化のもとでの経済成長のエンジンは「プロダクト・イノベーション」である。
本レポートでは、「産業構造の変化による検証、ミクロデータによる事例研究、中間投入を通じてプロダクト・イノベーションの影響を分析した。」ものである。
知見の一つに―
「小売店の売上データを利用した事例研究では、プロダクト・イノベーションの根源的な制約が需要の不確実性であること、規制緩和は成長促進策となりえること」
を述べている。
最終的には、「新興国の中間層」をボリュームゾーンとして重要視している。
新興国をボリュームゾーンにするのであれば、これまでの日本型スタイル(プロセスよいうよりプロダクト重視)で十分であることを逆から言っているような気がするのですが・・・
(ご紹介まで。)
<参照元>
「プロダクト・イノベーションと経済成長:日本の経験」
RIETI Policy Discussion Paper Series 10-P-018
経済産業研究所, 2010年11月
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