卒業式のシーズンである。私が通うビジネススクールでも卒業式が行なわれた。私はまだゼミ(研究)が残っているので卒業はまだであるが・・・。
社会人で通う人たちは、普段は企業人であることがほとんどである。企業では、サプライヤー、顧客、はたまた上司、部下、先輩、後輩など利害関係が絡むものである。ビジネススクールでは、一部上場の社長であろうが、若手であろうが関係ない。一旦大学に入ると、同じ学生である。
普段は社長にメールすることはあり得ないが、グループワークでは他社の社長にメールが行く。内容もコテコテの内容である。論理は大丈夫か?コンテキストは?体裁は?など何度も何度も推敲が重ねられる。
種々の議論が発達するのは、やはり、利害関係がないからである。学問答に対して遠慮はいらない。現実の問題に対し、学術的にアプローチを試みることが最終の目的であるからである。
私が通うビジネススクールでの方々(私が知る範囲の方々)はよく出来た人ばかりである。ビジネススクールに通うぐらいなので、それなりには自信があるかもしれないが、そういうスキル面ではなく、謙虚である。あなたぐらいの方であれば、もういいんじゃないのか?と思われる地位も名誉もある方々もそうである。
しかし、こういった人間関係は自然には出来ないと思う。
・・・思い出話に花が咲き、入学当初を振り返ると、必ず出てくる台詞は「最初は尖ってたよな」である。
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