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シックスシグマに関しては久しぶりの投稿である。前回まで、「シックスシグマの研修プロジェクトに関して、D(定義)、M(測定)、A(分析)フェーズまで終え、解決策を導き出したのだが、生産工程のレイアウト変更が必要になるため(この時期は繁忙期であった)、改善策の実施にGOサインが出ない」、まで記載した。
さて、従来ならば、繁忙期が終了した時点で実施するのであるが、いかんせん研修プロジェクトであるため、時限がある。
そうしている中、この改善策は稼働中の生産ラインへの適用ではなく、新設の生産ラインへ適用し、その実績から稼働中の生産ラインへの適用を開始することが決定された。
新設の生産ラインであれば、分析された改善効果の高いレイアウトを実施できることに加え、新設用に開発していた材料変更も同時に適用できる。
そして、様々な方々の協力の下、プロジェクトでの方策が実施され、効果を計上することが出来、無事にプロジェクトを終了することが出来た。私は、ここでチームの大切さを学ぶことが出来た。関係者の皆様には本当に感謝している。
製品・サービスは多くの方々の関与がなければ成り立たない。従って、製品・サービスの品質を向上させることは、手練手管の方法ではなく、関与する方々の学習が欠かせない。
・・・学習することを企業の設計原理に組み入れなければイノベーションは継続しない。
(「シックスシグマ⑲(改善策は実施されるのか?)」了)
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