最近、種々の分野で不祥事が多発している。企業では、経営指標に固執することがその背景になっていることは、以前に述べた。
その根幹は何か?
と考えると、人間軸が欠けていることがいえる。リストラをしても平然でいられる経営陣、成果至上主義で人間味にかける運営など、である。
視点を変えれば、近年の株取引の好調は、企業の株券を右から左に流して利ざやを稼ぐ。悪いことはない。ただ、企業が投機目的のお金で換算されてしまっている。あまりいい風潮には思えない。
成果至上主義も経営者からみれば、従業員に値札をつける作業ともいえる。
企業の価値の測定系はお金だけではない。従業員の価値も遂行する業務だけではない。
・・・人間が人間と看做されていないのではないだろうか?
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