次世代ネットテレビ

2008年4月23日

気になるニュース

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ITU(国際電気通信連合)はハイビジョン並みの高画質映像が見られる次世代型のインターネットテレビ(IPTV)の世界共通規格を作ることを発表した(日本経済新聞2008.4.16夕刊一面)。ソニー、松下などの家電大手はこれらのネットテレビを来春までに発売する(日本経済新聞2008.4.19一面)。

ユーチューブなどの動画配信は利用者に大きな選択権を与えてきた。動画の内容によっては、数百万人の人が視聴するものもある。

考えさせられるのは、やはり、R&Dである。結局のところ、パソコンなどの小さな画面でも視聴者は見たい内容はそれでよかったのかもしれない、と考えると、液晶、プラズマの画質競争はメーカーの消耗戦でしかなかったのかも知れない。

また、液晶、プラズマでの教訓から学べることは、たとえ、それを上回る画質原理のテレビがあろうとも、早くに出したほうが断然有利である、ということである。いわゆるファーストムーバーの利益(先駆けて行動を起こすことで得られる利得のこと)である。

すでに、ネット配信の動画を視聴できるものがいる以上、結局、最近薄型テレビを購入した消費者は、買い換えないということであり、さらに、現在、ブラウン管テレビを使用している利用者は、地上波に合わせてチューナーを購入し、相変わらずユーチューブなどで見たい動画を視聴するであろう。

企業の「外部環境の変化に応じて変化していく」とは、相手チームのイチローの姿を見て、あれぐらいヒットを量産せよ、と命令することではない。自分のチームでそのような選手が現れる、また、その必要な機能の代替となる「仕組み」をつくることが対応することなのである。

従って、上級管理者も従業員も学習することを忘れてはならない。

・・・とはいいながらも、私の実家では未だにブラウン管なので、これに買い換えることを勧めるでしょう。。。

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エンジニアの視点から、品質技法、解析技術、生成AIについて発信しています。 (シックスシグマ・ブラックベルト、MBA)

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