過去記事:MBAの価値:キャリア形成への影響にて、MBAを卒業して10年以上が経過した今、その影響を振り返りました。論理的に考える思考、議論をリードしてくなどは、実務で意識するとして、そのベースの基礎知識について、書籍でじっくり学びたいと考える方もいらっしゃると思います。生成AIに質問しても回答が得られますが、ここでは書籍を紹介します。
MBAに興味を持ったのは、クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』です。ありきたりですが、当時、設計を担当していた製品は低価格高性能を追求しつつも事業は低迷している状態で閉塞感が漂っていました。そのような状況だったので、より注目したものかと思います。
ただ、深い理解、もしくは進学するには、経営学の基礎がありませんでした。入学して教えていただいたことですが、意外にしっかりまとまっているのは以下の書籍です。
- 榊原 清則, 『経営学入門 上 第2版』日本経済新聞出版, 2013.
- 榊原 清則, 『経営学入門 下 第2版』日本経済新聞出版, 2013.
経営戦略の歴史的に概要がわかる書籍は以下です。
三谷 宏治, 『経営戦略全史』, ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2013.
ファイナンス、マーケティング、MOTなど専門的なコースの研究分野に焦点があてられると思いますが、経営学、及び経営戦略、経済学、統計学は、どの分野を研究するにしても必須ですので上記の書籍の内容は一度は耳にするかと思います。
上記の書籍以降、以下の議論が活発になりました。
マーケティング〇.〇*設計・開発:昔ながらのQC的なモノづくり、また、ソフトウェア開発など多岐にわたるので携わられている分野に合わせて参考にしてください。
・・・生涯、学んでいく姿勢、大切ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿