さて、主要なケイパビリティとは、3Pと呼ばれ(勝手に呼んでいるが・・・)
Position:世界のどの国、市場のどこに位置するか
Path:これまでにどのような経路をたどってきたか
Process:専門的な部門間を統合するやりかた&継続的に学習するやり方
である。
継続的な学習能力、という観点から、その能力を有する組織を構築することは極めて重要である。その中で、企業研究所は中央なのか部門なのかは:
○外部の研究開発による脅威と機会のスキャン
○画期的な新技術の商品化
○主要な製品およびプロセスの開発
の目的により異なってくる。単純な法則というものはない。ということは、企業により最適解を選択することになる。
その中で重要な4つの要因は:
○企業の主要な技術軌道
○技術の成熟度
○企業の戦略スタイル
○新しい科学依拠型とのリンク
である。
・・・最適解は企業毎に異なるものである。変わっていくものである。その変化を感じるアンテナ作りがここでいう組織作りである。
<参考>
『イノベーションの経営学―技術・市場・組織の統合的マネジメント』pp167-175
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