正社員と派遣社員・・・両者には言い分がある。正社員は「派遣社員は、業務の奥深くまでつっこまず、時間通りに帰れるよね」「業務を教えても、一定期間で人が変わるからきりがない」など、派遣社員は「いやいや、その分給料は低いし、社会的にも保障されない、でも社員の仕事もしているよ、定時にきっちり帰る社員もいるじゃない?」なんて、きりがない。
かといって、正社員の給料は7割、その分労働時間も7割でいいとは、同じ企業に勤めていて夫婦の場合はいいだろう(特に子供が小さいときは)、また、法科大学院、ビジネススクール、弁理士試験、など他に何かをはじめる場合は家族の了解があれば、いいだろう。
確かに、一部企業では導入されているが、今の日本ではなかなかそうはいかない。
経営者の視点から見れば、優秀な社員にはできるだけ仕事をしてほしい。残業代も(組合で決まっている時間があれば最大まで)惜しまない。ワークシェアリングしてほしくないのは仕事の質が落ちることを恐れるためである。優秀な派遣社員には、出来るだけ派遣社員のままでいて欲しい。給料が安くて済むためだ。
どちらも大変である。
・・・もはや、経営者すら社員出身である必要はないかもしれない。
photo (c) Maco
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