企業の盛衰もやはり、結局のところ「企業は人なり」という言葉の「人」に尽きる。
企業はドラッカーの言うように、たとえエンジェルであっても儲けなければならないが、持続的成長を遂げるのであれば、人に頼らざるを得ない。
さらには、人材も育成しなければならない。
心理学者のマズローは人間性の最高価値の中で「人々を成長させる一つの方法は、責任を与え、果たし得るものだと仮定し、苦労をさせ、汗を流させることだと思う。彼らを過保護にし、甘やかせ、代わりにやってやるよりも、自分自身でやらせることである」と述べている。
こうするには企業文化が重要になる。構成員の資質にもよる。企業にとっては金も大事であるし、それ以上に企業体=人が大切で、さらには、構成員がつくる企業文化が最も大切ではなかろうか。
まだまだ半人前である私の見解であるので、青臭いかもしれない。
ただ、企業で、ビジネススクールで、常に業務効率、経営効率を高めていく環境にいると、金、金、金、$、$、$・・・画竜点睛に欠けるような思いになる。
派手なパフォーマンスを発揮する人は評価されなければならないが、その人のみを評価すべきではない。その人がパフォーマンスを発揮するには必ず影の人がいる。
一人では何もできないものである。どれだけ仕事が出来ても、せいぜい140程度である。どれだけできなくともせいぜい70ぐらいであろう。二人にはかなわない。
・・・たとえ今の給料が不満であっても、その分は”社会銀行”への預金と思わないいかん、その我慢ができるかできないかで将来は大きく変わってくる(松下幸之助)
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