このようなカタカナ用語では、そこそこ有名であると思う。これは、GEによるもので、ウェルチが『ジャック・ウェルチ わが経営 <下>』で「品質こそがGEの抱えている問題」と述懐しているように、業績向上の一因となったからである。
製品の品質を向上させることが目的なのか、それとも、経営品質を向上させるのかは、「品質」の定義により異なる。従って、従来より日本の製造業で取り組まれてきたQC、小集団活動と融和しやすいが、従来の運動をシックスシグマ的に展開してしまうリスクも伴いやすい。
これは、シックスシグマが定義するCOPQ(ムダな行為を金額換算した指標:Cost Of Poor Quality)そのものになりかねない。
・・・なぜなら、シックスシグマは:
”philosophies”であって”tools”ではないからである。
(Albert Johnson, "Six Sigma in R&D", Research Technology Management, 47 ,p12-16, 2002)
0 件のコメント:
コメントを投稿