日本企業の技術戦略、イノベーション課題の変化、および研究開発マネジメントから言及している。定量的な分析は、企業の研究開発費、設備投資額、及び研究開発費/設備投資額比率の推移である。
研究開発費が設備投資を上回るかを指標にして論じている。
①日本企業の技術戦略
80年代の基礎研究所設立ブームに代表される「閉鎖的」
②イノベーション課題の変化
それまで得意としていた「プロセス」から「プロダクト」イノベーションへの課題変化
③研究開発マネジメント
経験豊富で熟達した「目利き」の存在、また社内努力優先の姿勢が強い(これと表裏一体なのがNIH症候群)→プロジェクトの中断が困難
これらの考察から、日本企業の研究開発の効率性は低下した可能性が高い。
・・・中央研究所は終焉をむかえてしまうのか・・・。
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